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おかげさまで30周年 多摩・八王子市の保険薬局

医療みらい創生機構 NABARI FUTURE TOUR

ツアーに参加して @

 

医療みらい創生機構が開催するFUTURE TOUR。

今回は『健康と食から考えるまちづくり』をテーマに三重県名張市を視察する。
今回ツアー初となる宇田川常務、長尾事務長と共に私、篠原が参加させていただいた。

1日目

  

前回私が参加したツアーはベトナム、ラオスと海外ツアーが続いたため、現地空港の集合場所にたどり着けるのか非常に緊張したが、今回の集合場所は名古屋駅。

なんという安心感だろう。

出発当日、新横浜に前泊した事務長と私は駅のホームにて宇田川常務と合流し、軽食を買って新幹線へ。 1時間半ほどで名古屋に到着。
北原スタッフ、他のツアー参加者と合流後バスに乗り換え、車内で簡単な自己紹介を済ませ名張駅へ向かう。

今回の参加者は9名。

いつもに比べると小規模なツアーとなった。 参加者の中には市議会議員やデイサービスなどの経営者まで多岐にわたる。


今回視察先の「名張市」。

失礼承知で言わせてもらうが関東に住んでいる方からするとあまり馴染みのない市で、何県にあるかもご存じない方も少なくないのではないだろうか。

この名張市は三重県にあり、忍者で有名な伊賀市の南部、奈良県に隣接する人口約8万人の市で、元々は3万人前後の小さな市だったが、近鉄大阪線沿線のため、大阪都市部までのアクセスも良くベッドタウンとして発展した。

寒暖差が大きい内陸型の気候により農業に適した土地で特にブドウが美味しいとの事だ。

しかし大きな観光名所もない名張市。

財政は逼迫している。 特に財政を圧迫しているのが市立病院の経営だ。

市立病院の再建に頭を悩ませていた名張市の市議会議員である足立氏が偶然見ていたテレビで北原理事長を知り、その考えに賛同し、自身も医療みらい創生機構の会員となってツアーに参加しその都度「名張市に来て欲しい」と熱烈なアプローチの甲斐もあり今回のツアーとなったようだ。

  

そのため足立氏がこのツアーにかける想いは凄まじいもので「名張市を立て直したい!」という想いが自然と伝わってきた。

財政が厳しいのはもちろん名張市だけではなく、現在多くの市町村が同じ問題に直面している。 近年に財政破綻をした北海道の夕張市の事は記憶にも新しいだろう。

ツアー参加者の中にも名張市と同様に財政赤字が続いている常滑市の市議会議員も参加されていた。
「まちづくり」「まちおこし」を試みている市町村がいかに多いかが覗える。

しかしこの「まちおこし」というものについて北原理事長は、夕張市の事を例に挙げてお話された。

財政破綻をした夕張市の市営病院や公共施設は軒並みつぶれ、行政は全く機能していない状態となった。しかし市民は仕事をし、市民により恒例通り映画祭も行われ、なんと疾患によっては罹患率が低下しているという。
「まちおこしに行政は全く必要ない」「市民は行政に頼ってなんかいない」と辛辣な言葉が並ぶ。

通常であれば名古屋から名張市まではバスで1時間半ほどとのことだが、途中渋滞の為、3時間近くバスの中で討論が繰り広げられた。
そうこうしている間にバスは名張駅に到着。

名張駅集合組と合流した後、奥田ゴールドファームという農場を視察予定だったが大幅な遅れのためcafe sanaburiにて昼食となった。


  

こちらのレストランは後述する農業高校、愛農学園の理事の娘さんが経営している。

  

元々京都の料理学校にて10年ほど講師として勤めていたが、出産を期に両親のいる名張に戻ってきた。
いのちと食についての教育に奮闘する両親の背中を見て、自分も今まで培った料理の技術と両親が目指す食育をつなげたいと七年前にこのレストランをオープンさせた。

  

しかし、オープン当初は店の回転率などが課題となり、野菜をきちんとした形で調理し、生産者の想いを伝えるという当初の目的からかけ離れてしまったという。

自分がやりたかった事との矛盾を感じ、数年前に店を大幅にリニューアル。

メニュー数を減らし営業時間を短くする分、目の前の一皿に愛情を注ぎ、マニュアル化された料理でなく食材の声を聞き調理をする事でお客さんに食材の本来の魅力を伝えるレストランを目指したという。

決して店の立地は良くない。それでも店主の想いに触れリピーターになる人も多く、中には毎日の様に足を運ぶ常連さんもいるようだ。

実際に出てくる料理はどれも美味しく、そしてどこか安心する味だ。

私は個別にカボチャのモンブランまで頂きお腹も心も満たされた。


cafe sanaburi


cafe sanaburiの料理


カボチャのモンブラン

次に向かったのが愛農学園。